出産後、慣れない育児に追われる中でふと鏡を見ると、そこには以前とは全く違った自分の姿。そろそろ職場への復帰も考えなくてはならないし、とにかく早く痩せたい。
でも大丈夫!ポイントを押さえれば、育児に忙しい中でも、効果的に体重を落として痩せることができます。
出産時の赤ちゃんの重さは3,000g前後。出産時に排出される羊水や胎盤なども合わせると、出産直後に5kg前後の体重が減ります。
そう、たったの5kgです。
あなたは妊娠中に、どれくらい体重が増えたでしょうか。
私は、約12kgでした。そして、出産後もお腹はポッコリ。お風呂場の鏡に映る自分の姿に、思わず現実逃避したくなりました。
そんな産後太りの原因は、主に次の3つです。
- 食べ過ぎ・栄養の偏り
- 基礎代謝の低下
- 骨盤のゆがみ
この記事では、原因から逆算した、オススメのダイエット法をご紹介します!
お腹のたるみが戻らず、一生産後太りのままになってしまったらどうしますか?
調査によると、出産後80.1%のママが妊娠前の体型に戻りたいと思っているにも関わらず、60.9%のママのお腹のたるみが戻らず、さらに41.7%のママは産後太りのまま体型が戻っていないという結果に。
あなたは大丈夫ですか?
産後ダイエットに成功することは、実はあまり難しくありません。 ちょっとしたコツを知っているかどうかというだけのことなのです。
産後に早く痩せたい!をかなえる
安心なダイエット方法4選
出産後のデリケートな時期ということで、普通のダイエットよりも少し注意が必要です。
そうは言っても、とにかく早く痩せたい!というあなたに、出産後にオススメのダイエットをご紹介します。
産後全然痩せないママが絶対に痩せられる方法はこちら↓
産後太り克服マイナス15kgで分かった、産後ダイエットに失敗しない骨盤ショーツ3選
母乳育児
完母ママのもっとも手軽なダイエット方法が、母乳育児。普通に赤ちゃんにオッパイをあげることです。
ただ、ここで要注意!
先ほどの痩せない原因にもあったように、ついつい食べ過ぎてしまって、「母乳育児なのになんで痩せないの?」となってしまうママが多くいます。
完母ママが完ミママより多く必要とするカロリーは350kcalです。意外と少ないと思いませんか?
とはいえ、350kcalといえば、早足ウォーキング1時間相当。やはり授乳というのは身体に負担のかかることなのです。
では、具体的に350kcalというのはどれくらいの食事内容になるのでしょうか?
軽く盛ったご飯1.5杯分。そして、甘いものが欲しくて手を出しがちな菓子パンには400kcal以上のものも多くあり、1個食べるだけでカロリーオーバーになることも。
その為、食事に気をつけつつという点が、母乳育児によるダイエットの重要な点になります。
食事を和食にする
産後に早く痩せたい、その為には、日々の食生活の見直しもポイントの一つです。そこでオススメは和食。
和食は高タンパク・低カロリーメニューの宝庫です。
一汁三菜、毎食作ることができるのが一番ですが、食べることだけで精一杯、なかなかしっかりとした食事を作ることができませんよね。
そんな時には、肉・魚・野菜などの材料を切って煮るだけのお鍋が大活躍。
これ一品で栄養バランスも抜群で、カロリーも控えめです。スープの味付け次第でバリエーションも無限大。産後ママの頼りになる助っ人です。
「冬ならまだしも夏にお鍋?」と思ったあなた。
夏場は冷房などで身体を冷やしすぎて体調を崩しがち、その為、身体を中から温めてくれるお鍋はまさにぴったりなのです。
無理のない範囲で和食を取り入れることで、ダイエットで食事制限をしているというストレスなしで痩せられますよ。
と、こうあるべきなお話をしましたが、ママ一人のランチなどはつい手を抜いてレトルトで済ませてしまいがちなのが現実。
でも、出産後に痩せるママとそうでないママの違いは、この一人での食事の時間がポイントと言っても過言ではありません。
そのため、お肉や野菜などをお鍋でグツグツ煮込んでご飯を入れるだけの雑炊でも良いので、ママだけの食事の時間にも少し気を使ってもらいたいもの。
毎日の生活だけでヘトヘトでそれどころではないというママには、レトルトと同じようにレンジで温めるだけで栄養バランスの良い食事を簡単に取れる「NOSH – ナッシュ」がおすすめですよ。
有酸素運動をする
ダイエットと言えば、真っ先に思いつくのが、何か運動をすること。それも、カロリー消費に有効な有酸素運動をすること。
でも、目を離すことができない赤ちゃんのいる生活では、ジムに通うなど、わざわざ運動の時間を取ることができませんよね。
そこでオススメが、赤ちゃんとのお散歩。
ベビーカーを押しながら、背筋をピンと伸ばして、お尻をキュッと引き締めて歩くだけ。赤ちゃんに色々と話しかけながらのお散歩は、立派な有酸素運動になります。
毎日のお散歩で、妊娠中の筋力低下によって落ちてしまった基礎代謝をアップ。
ダイエットしながら、赤ちゃんとのコミュニケーションも取れちゃう一石二鳥の方法です。
骨盤矯正
出産時には、産道を大きく広げる為、骨盤が大きく開きます。そして、通常、出産後3〜4ヶ月ほどかけて徐々に正常な位置に戻ります。
でも、妊娠中の筋力の低下や、授乳時にあぐらをかくという普段の何気ない姿勢の癖によって、なかなか元に戻らず、そのまま歪みとして残ってしまうことも。
そうなると、開いた骨盤によってお尻が大きく見えるだけでなく、脂肪もそれに合わせてついてしまって下半身デブまっしぐら。
歪んだままの骨盤によって、身体のバランスが崩れ、血流やリンパの流れも悪化。また、支えを失った内臓の位置が下がってくることで、それを支えるために皮下脂肪もどんどん増えてしまう結果に。
これらが引き金となって、肥満・冷え性・むくみ・便秘・腰痛などのトラブルを招くこととなります。
そこで、骨盤が動きやすい出産から6ヶ月以内に是非行ってもらいたいのが骨盤矯正です。
ストレッチや整体など、色々な方法がありますが、毎日の赤ちゃんのお世話に忙しいママにぴったりなのが骨盤ベルト。
太めのベルトを骨盤の周りに巻くだけで、あとは普段通りに生活すればOK。
もっと気軽にダイエットに取り組みたいというママには、ショーツと一体型になっているものがオススメ。
私も産前産後と骨盤ベルトのお世話になりましたが、産後は骨盤ベルトでは不便を感じることが多くなり骨盤ショーツに変更。
動きが少なくて家にいることの多い妊娠中なら、骨盤ベルトのずれも気にならず、トイレの後につけ直すときにもお部屋でゆっくりと正しい位置につけることができます。
でも、赤ちゃんのお世話で動くことが多く、外出する機会も多くなる産後は、骨盤ベルトのずれが気になったり、正しい位置につけ直すのが難しかったりと不便を感じることが多くなってしまいました。
そこで骨盤ショーツを試してみたところ、ずれも気にならず、トイレ後の付け直しの不便さもありません。
私が産後ダイエットに取り組んだ中で、一番効果的だったと思うのも、この骨盤ショーツによる矯正です。
出産時に大きくなっていたお尻も、妊娠前に着ていたパンツにすんなり収まり、自信を持って仕事に復帰できましたよ。
産後に早くきれいに痩せるための必需品!骨盤ショーツについてはこちらを参考にしてくださいね↓
産後太り克服マイナス15kgで分かった、産後ダイエットに失敗しない骨盤ショーツ3選
無理せず、あなたのペースで取り組みましょう!
出産後、特に初産の場合は、何もかもが初めて尽くしで大変ですよね。泣き止まない赤ちゃんに、妊娠・出産による体型の変化。
そして、今までの自分のペースで過ごせた日々が、一挙に赤ちゃん中心の、自分ではコントロールできない毎日に。赤ちゃんと一緒に自分自身も泣きたいくらい。
そんな身体も心も、変化への対応に精一杯の時期。
無理をしてストレス太りなんてことにならないように、赤ちゃんとの生活を楽しみながらダイエットに取り組んでくださいね。
参考:産後太り。痩せたいのに痩せない下半身には骨盤矯正がオススメ!
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