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産後のお腹が戻らないのはなぜ?産後半年、1年お腹ぽっこりはいつまで続くのか

misa

赤ちゃんがお腹から出てくれば、産後すぐにおなか元に戻るはず。そう思っていたママも多いのではないでしょうか。でも実際はいつまでもお腹はぽっこりとして戻らないまま。

私自身、出産後に自分のお腹を見下ろしては、このぶよぶよしたお腹はいつ妊娠前のように戻るのだろうと思っていました。

 

さらに産後半年たっても、1年経ってもお腹がぽっこりとしているママも多い様子。

この記事では、産後のお腹ぽっこりが戻らない原因とその解決策をお伝えします

産後のお腹がいつまでも元に戻らない原因

産後にいつまでもお腹がぽっこりとしてしまう理由は5つあります。

  1. 子宮の収縮に時間がかかるため
  2. 妊娠中に関節や筋肉が緩んだため
  3. 筋力が低下しているため
  4. 赤ちゃんのお世話で猫背になりやすいため
  5. 妊娠中の胃の圧迫がなくなり食欲が増したため

それぞれの理由を詳しく見てみましょう。

子宮の収縮には時間がかかるため

筋肉でできている子宮は、赤ちゃんの成長に合わせてどんどん大きくなります。

そのため、もともと卵程度の大きさだった子宮が、臨月には約5倍の大きさまで拡張します。

そして、子宮自体の重さは通常の15倍ほどの1kgまで増えてしまいます。

 

このように、妊娠中の10ヶ月をかけて大きくなった子宮は、赤ちゃんを産んだからといって簡単には元に戻りません

出産によって胎盤が排出されるのと併せて分泌の増えるオキシトシンというホルモンの働きによって、だんだんと元の大きさに戻ってゆきます。

妊娠中に骨盤周りの関節や靭帯が緩んだため

妊娠中は出産に向けてリラキシンというホルモンがたくさん分泌されるようになります。

このホルモンには関節や筋肉をゆるめる働きがあり、それにより出産に向けて骨盤が緩み、腹筋も弱くなり赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなってゆくのです。

 

しかし、この骨盤の開きがそのままになってしまうと、お腹周りの血行が悪くなり、新陳代謝が低下

それによって、伸びてしまった皮膚がお腹にぴったりとしたものに再生されにくい状態に。

それだけでなく、筋肉によって支えきれなくなってしまった内臓が降りてきてしまうことで、ぽっこりとしたお腹の原因になってしまいます

筋力が低下しているため

妊娠中は運動を控えて安静にしていることが多かったため、筋力が落ち、基礎代謝も低下しています。

基礎代謝が低下してしまうと脂肪が燃焼されにくくなってしまい、太りやすくなってしまいます

赤ちゃんのお世話で猫背になりやすいため

産後のお腹のたるみに大きな影響を与えているのが、育児中についとってしまいがちな悪い姿勢。

特に猫背です。

 

出産後は筋肉や骨盤の緩みもあり身体が不安定。

それをカバーするために背中が丸まり、自然と猫背になってしまうことが多くなります。

 

それだけでなく、赤ちゃんにおっぱいをあげたり、オムツを替えたりと前かがみの姿勢が多くなってしまい、どんどん姿勢が崩れてしまいます。

この猫背の状態が続いてしまうと、お腹が圧迫されてしまい、たるみが改善されにくい状態に

その結果、お腹ぽっこり解消までの道のりが長くなってしまうのです。

妊娠中の胃の圧迫がなくなり食欲が増したため

妊娠中は大きくなったお腹によって胃が圧迫されて食欲が湧きにくかったママも、出産により胃への圧迫がなくなるため、産後は食欲が増してしまいます。

さらに、母乳育児中のママは、赤ちゃんにおっぱいをあげるためにお腹が空きやすい状態に。

これらの影響により食べ過ぎが続いてしまい、お腹周りにどんどん脂肪がついてしまうのもお腹ぽっこり解消を阻む一因です

 

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なかなか痩せない理由は骨盤!産後ダイエットに失敗しない骨盤ショーツ3選

産後半年、1年でもお腹ぽっこりを解消できる方法

では、産後半年を過ぎてもお腹ぽっこりのママが、元のお腹を取り戻すにはどうすれば良いのでしょうか。

出産で開いてしまった骨盤がぽっこりお腹の原因なら、まずすべきは骨盤をしっかりと締めてあげるようケアすることです

 

産後間もない時期は、出産に備えて骨盤がゆるゆるになっている状態なので一番のチャンス

無理のない範囲で骨盤ベルトを使用したり、産褥運動をすることで元に戻りやすくなるようサポートしてあげましょう。

 

産後1ヶ月以上経っていても大丈夫。

骨盤ベルトや骨盤ショーツのようなケアグッズと併せて、筋力アップも期待できる骨盤スクワットをしてください

 

この骨盤スクワットにより、骨盤の開きやゆがみが徐々に矯正されてゆき、正しい位置に戻ってゆきます。

さらにスクワットによってインナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝も上がるので、脂肪が燃焼されやすい身体になるという嬉しいオマケ付き。

 

さらに簡単なのが、猫背を直すこと。

背筋をピンとすることを意識するだけで、お腹の皮が引き伸ばされて、その瞬間からお腹ぽっこりが少し改善されます

 

そして、良い姿勢を意識することで適度に筋肉が鍛えられ、筋力アップにつながります。

簡単過ぎてやらない理由がありませんよね。

 

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まとめ

産後のお腹ぽっこりがなかなか元に戻らないママにぜひ試して欲しいのが、骨盤スクワットと骨盤ベルトやリフォームインナー。

そして、意外とお腹のたるみに影響してるのが、産後にとりがちな猫背の姿勢。

背筋をピンと伸ばして正しい姿勢を意識するだけでも、お腹ぽっこりは気になりにくくなりますよ。

 

産後どれだけ時間が経っていても、妊娠前のお腹を取り戻せないということはありません

身体の回復具合などに合わせて、できることから始めるだけで、見違えるようなスリムなお腹を手に入れることができますよ。

 

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私と一緒に、新しい一歩を
misa
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66kg→51kgへ。産後の孤独を乗り越えて-15kg達成した2児のママ
「母乳をあげれば自然に痩せるから」
その言葉を信じて待ち続けた私に、体重計は66kgという現実を突きつけました。
鏡に映る自分が嫌いで、でも子どものために笑顔でいなければならない。そんな矛盾と孤独の中で、私は自分を見失いかけていました。

でも今、同じようにため息をついているあなたに伝えたい。
大丈夫、必ず変われます。

私は1年半かけて、15kgの体重と一緒に、自分を責める心も手放しました。
特別な器具も、無理な食事制限も必要ありませんでした。代わりに見つけたのは、「完璧じゃない自分」を許しながら、小さな一歩を積み重ねる方法。
このブログ「Re:Moment」には、私の失敗も、挫折も、そして51kgになるまでの全記録が詰まっています。
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